2024/10/01 16:16








nonnotteのDraping Bias Sleeve Blouson




型はMA-1をnonnotteの世界観に落とし込んでいる。 nonnotteが提案するMA-1は明らかに他とは違うアプローチでの提案。

nonnotteが得意とするドレーピング技術と創業70年以上にもなるカネタ織物さんとの生地開発で生まれたオリジナルの生地を最大限に活か

した,nonnotteにしか出来ないMA-1。
















生地は、オーガニックコットンを使用し、昭和40年代のシャトル織機にてゆっくりと丁寧に時間をかけて織られた超高密度なモー

ルスキン素材を使用。 上質な原綿を限界まで高密度に織り込む技術は、古いシャトル織機にてゆっくりと時間をかけて織り込む事

しか出来えないものである。それによって生まれる非常にしなやかなモールスキンは、他で見る様ながサッとしたモールスキンとは

比べ物にならない程のものである。





また、色目も非常に美しい。まるでヌメ革のようなピンクがかったベージュになっており、杉原さんのお得意の色目。

この素材を杉原さんのパターン技術でさらに調理されていく。

前身頃から後ろ身頃まで接ぎなしでぐるっと一枚で繋がっている独特なパターン。

特徴は後ろ身頃の裾にギャザーを入れたことです。












通常のMA-1のブルゾンはリブを使って伸ばしてギャザーを入れるのですが、今回は裾も衿も同素材であえて作り、手作業の美しさ

を表現しているのがこのブルゾンの一番の見せ所である。




余った分量をコントロールするために、後ろ身頃のヨーク位置あたりにダーツという手法を使い、後ろの膨らみを上に持ち上げている。




それゆえに立体的な膨らみが生まれ、身体から離れたフォルムを表現している。

最大の特徴はこの大きな身幅に対して袖が細いことです。これは、ジャケットのような凛とした袖をイメージして考案されている。

袖下にあるマチで運動量も確保しておりますので、機能性とエレガントさを兼ね備えた装いを楽しんでいただける様に考えられたも

のとなっている。

袖がバイアスの地の目になっているため、とても馴染みのいい肩のラインが出るかと思います。

太いパンツと合わせた時のバランスは最高ではないでしょうか。