2024/10/04 13:08


セーターの名前の種類における由来は、それぞれの発祥となる島々などの名前が由来となっていることが多い。

フェアアイルセーターやガンジーニットなど、それぞれの島の漁村などからの名前の由来となっており、各々の伝統的な編み柄がある。

そして、今回INNATから提案しているノルディツクセーターもその一つ。



北欧(ノルディツク)にあるスカンジナビア半島の伝統的なセーター。それ故に、半島の名前からスカンジナビアセーターなどとも呼ばれ

ている。

特徴としてはゆきの結晶柄やトナカイの柄などを編んだ模様が特徴で、肉厚で非常に暖かい。

今シーズンはこういった柄物のセーターも気分である。 アイビーファッションの流れを意識した世の中ファッションシーンの流れにおい

てはアーガイル柄やフェアアイル柄などのセーターなども出てきておりますが、個人的にはこのノルディツク柄が非常に好み。




しかもこのINNATのニットは、重たい見た目とは裏腹に、非常に軽くて肌触りが最高だ。




それもそのはず。アルパカ全体の3%しか生息していないと言われる非常に希少な原料でもあるベビースーリーアルパカを使用している

からだ。ペルーの標⾼4000Mを超えるアンデス⼭脈に⽣息するアルパカの中でもスーリー種という極めて細い繊維で、この⽷は1本

1本の⽑が極めて細いので、とても柔らかく優しい肌触りで、軽くて暖かいのが特徴。それを3Gのローゲージで仕上げる事で、ノル

ディツク本来の見た目の重厚感は演出している。




表↓ 



裏↓





さらには、ジャガードの柄の部分を敢えて裏使いにする事により、パキッとした柄ではなく、ボカしたような柄の出方で表現されて

いるのもポイントである。 裏返しでの着用も悪く無さそうだ☆

気温もようやく20度を行き来する時期となって参りましたので、そろそろニットの準備もしておいた方が宜しいです。