2026/10/01 16:50
こんにちは!
H.inchの三上です。
今日は、秋梅雨のようなどんよりとした曇り空。。。。
肌寒く感じています。
そんな中、秋を感じさせるストレートパンツをコーディロイ紹介シリーズの第二弾として紹介!
awasa から
“ ニドムコーデュロイ 5ポケット ストレートパンツ (
Olive )”



まず目がいくのは、シルエット。
股上は深め。ヒップもワタリも余白たっぷりで、裾へ向かってゆるやかにテーパードしていく。
正直、形そのものは野暮ったい。5ポケットのストレートなんて、これ以上ないくらいクラシックな佇まいだ。でも、そこがいい。
ただ、昔のままの野暮ったさではない。深めの股上も、たっぷりの余白も、裾のテーパードも、ほんの少しずつ、ちょうどいいところに寄せてある。やりすぎない。でも、きちんと今の気分で穿ける。この加減を、awasaは本当に上手につくっている。


そして、この"ちょうどよさ"を支えているのが生地だ。
生地は静岡県で織られた8ウェルのコーデュロイ。
通常よりかなり高密度に打ち込んであって、厚みもコシもしっかりある。手に取った瞬間、肉感のある生地だとわかる。
コーデュロイは、織って終わりの生地じゃない。
地になる糸とは別に、畝(うね)をつくるための糸を余分に織り込む。そのあと、浮いた糸を一本ずつ切って、毛足を起こす。この「カット」の精度で、畝の表情がほぼ決まる。8ウェルのような太い畝は、とくにごまかしがきかない。畝の幅、毛足の揃い方、艶の出方。そのまま見た目に出る。さらに今回は高密度に打ち込んでいるから、織る側にとっては手間も難しさも増える仕事だ。
だからこそ、技術のある国内の産地で仕上げたかった、、、
しかも、この産地はいま深刻な衰退の中にある。作れる工場が減り、作れる人が減れば、こういう生地は静かに消えていく。安く早く作る方向へ流れていく中で、あえて手間のかかる素材を、手間のかかるまま作る。
そうして出来上がった生地は、けれど、これだけだと硬い。そこで生地の段階で、ニドムバイオ加工を数回かけている。すると、手触りは滑らかに、穿き心地は柔らかくなる。畝はきれいに立ったまま、肉感だけがほどよくほぐれる。
見た目は、いかにもタフ。
なのに、穿くと意外とストレスがない。
野暮ったい形に、丁寧に作られた生地。武骨さと穿きやすさの、ちょうどいいところ。
これがこのパンツの一番の魅力だと思う。





合わせるなら、力を抜いて履きたい。
オリーブのコーデュロイに、アイボリーのニットや、少しくたびれたネイビーのニット。足元は、スニーカーでもいいし、ローファーにしてもいい。深めの股上とたっぷりの余白があるから、トップスは多少ゆるくても、全体のバランスが整う。
これからの青森は、空気がだんだん冷たくなる。コートを羽織って、マフラーを巻いて、その下にこのパンツ。畝の入った厚い生地は、冬の景色にもよくなじんでくれるだろう。
クラシックな形に、今の気分を少しだけ。気負わず穿ける一本だ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
想像を超える柔らかさと生地感を持つ野暮ったさを店頭で是非お試しください☆
H.inch 三上
H.inch(アッシュインチ)
〒036-8004 青森県弘前市大字大町2-1-4
TEL/FAX:0172-35-5277
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店休日:不定休
